関寛子
Hiroko Seki

総支配人の仕事は環境づくり。
スタッフが主役として輝く最高のステージを整え
最高のハーモニーを生み出す喜び

2012年 キャリア入社
ザ ロイヤルパーク キャンバス 銀座コリドー
総支配人

入社を決めた理由をお聞かせください

日本のホテルで3年、その後海外のホテルで6年間キャリアを積んできました。その後、日本に骨を埋める覚悟で帰国した際に、経験を最大限に活かせる場所を探したのですが、年齢や経歴がマッチする先はそう多くはありませんでした。そんな中で出会ったのが当社です。

多くのホテルがつくられた笑顔で接客する中、面接の際に訪れた汐留のホテルのロビーで見たスタッフの笑顔が驚くほど自然で、人の温かみが真っ直ぐに伝わってきたんです。「ここでなら、自分らしく長く働ける」と直感したことが、決め手ですね。もちろん三菱地所グループという安定した経営基盤も、背中を後押ししてくれました。

実は、元同僚からも「いい会社だよ」と勧められていたのですが、具体的にどこが良いのかまでは深く聞いていませんでした。「自分に合う場所なら自然と縁がつながるはずだ」という直感に従い、結果として一生モノの仕事に巡り合うことができました。

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現在の業務内容と、仕事への向き合い方を教えてください

現在は、ザ ロイヤルパーク キャンバス 銀座コリドーの総支配人を務めています。総支配人はホテル運営全体を統括する立場ですが、私自身はその仕事を「オーケストラの指揮者」に近いものだと考えています。

私自身が楽器を演奏することはありませんが、スタッフ一人ひとりのパフォーマンスを最大化し、全員が同じ方向を向いて素晴らしいハーモニーを奏でられるようタクトを振る。
スタッフがいかに働きやすく、力を発揮できる環境を整えるか、それこそが私の最も重要な役割です。以前はお客さまの笑顔が一番のやりがいでしたが、今はスタッフが困難を乗り越え、自信に満ちた笑顔で働く姿を見ることが、何よりの幸せです。

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職場の雰囲気や人間関係はいかがでしょうか

誠実で思いやりに溢れた雰囲気があります。
そして、三菱地所グループの一員として、社会に胸を張れないことは絶対にしないという清廉潔白さがあります。スタッフ同士も、誰かが困っていれば自然と手を差し伸べる素晴らしい循環ができています。

例えば、社長に対しても“さん”付けで呼ぶ文化があり、強い上下関係の壁を感じることはありません。役職は上下ではなく、役割の違い。若い社員の意見も歓迎されますし、私自身も迷いなく発言できます。特に他部署からのサポートが非常に手厚く、決して一人で頑張らなくていいのだという安心感は、当社の大きな魅力だと思います。

また、変化の激しい時代に合わせて組織やルールも柔軟に変わります。スタッフには、「変化しない組織は生き残れない。変わり続けることが成長なんだ」と伝えるのが私の役目だと思っています。

スタッフとのコミュニケーションで大切にしていることは?

まずはよく観察し、声を聴くことです。不満があれば一つひとつ解消し、どうしても変えられない場合はその理由を誠実に伝えて納得してもらう。例えば、夏場の制服の暑さを解消するために新しい制服を導入したり、環境配慮と利便性のためにウォーターサーバーを設置したりと、スタッフのやりやすさを常に考えています。

そして、私自身が常に“上機嫌”でいること。人は不機嫌なリーダーよりも、楽しそうなリーダーについていきたいと思うものです。リーダーの感情は、職場の空気感やスタッフのパフォーマンスに直結します。
「関さんはいつも楽しそう」と言っていただけることが多いのですが、笑顔でいることで私自身の心の安定も生まれているのだと感じます。

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現場スタッフとの距離感と、ユニークな取り組みについて

キャンバス ブランドはスタッフ数が20名程度と少数精鋭で、日常的に雑談が生まれる距離感です。あえて「1on1ミーティング」と構えなくても、日々の挨拶のトーンから、今日は何かあったかな?と察知し、先輩スタッフにフォローを頼むなど、一人を孤独にさせないよう目配りをしています。

また、「サンキューカード」という取り組みがあります。
スタッフ同士がカードを使って感謝を伝え合うというものですが、私たちは皆で話し合い、このカードの回収枚数をあえて見せない形で運用することにしました。
枚数を可視化すると、それがプレッシャーになったり、評価のための義務に変わったりしてしまうと考えたからです。誰が何枚書いたかではなく、感謝の気持ちそのものを大切にする。この形だからこそ、お互いへの敬意が深まり、結果として、多くのカードが交換されています。

最後に、当社を目指す方々へのメッセージをお願いします

ホテルは、仕事を通じて人の「Happy」を直接お手伝いできる、とても尊い職業です。インバウンド需要が高まる今、非常に将来性のある業界ですし、ライフステージの変化に応じてフロントから本部業務まで多彩なキャリアを描くことができます。また、自分の努力や学びが成果として実感しやすい仕事でもあるので、いくつになっても学びがいがあります。

ホテル業界で働く仲間が一人でも増えると、とても嬉しく思います。この仕事に正解はありません。だからこそ、自分の努力が誰かの喜びとして返ってくる手応えを一生感じられます。大切にしてほしいのは「思いやり」です。ハートを大切にしながら、コミュニケーションというテクニックを一緒に磨いていきましょう。

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